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『〈ヤンチャな子ら〉のエスノグラフィー ヤンキーの生活世界を描き出す』知念 渉(著) 発行:青弓社

2,640円

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ヤンキーは何を考え、どのようにして大人になるのか――。高校で〈ヤンチャな子ら〉と3年間をともに過ごし、高校を中退/卒業してからも継続して話を聞いて、集団の内部の亀裂や、地域・学校・家族との軋轢、社会関係を駆使して生き抜く実際の姿を照らす。 目次 序 章 〈ヤンチャな子ら〉のエスノグラフィーに向けて  1 巷にあふれる「ヤンキー語り」と調査の不在  2 〈ヤンチャな子ら〉を調査・研究する意義  3 本書の目的と独自性  4 調査の概要  5 本書の構成 第1章 ヤンキーはどのように語られてきたのか  1 若者文化としてのヤンキー  2 生徒文化としてのヤンキー  3 階層文化としてのヤンキー  4 これまでのヤンキー研究の課題  5 分析の方針 第2章 〈ヤンチャな子ら〉の学校経験――教師との関係に着目して  1 〈ヤンチャな子ら〉と教師の対立?  2 学校文化の三つのレベル  3 家庭の文化と学校文化の葛藤  4 〈ヤンチャな子ら〉と教師の相互交渉  5 教師への肯定的評価と学校からの離脱  6 〈ヤンチャな子ら〉と「現場の教授学」 第3章 〈ヤンチャな子ら〉とは誰か――〈インキャラ〉という言葉に着目して  1 集団の曖昧さ  2 類型論的アプローチを超えて  3 〈インキャラ〉という解釈枠組み  4 文脈のなかの〈インキャラ〉  5 〈インキャラ〉という解釈枠組みのゆらぎ?  6 集団の内部の階層性 第4章 「貧困家族であること」のリアリティ  1 「子ども・若者の貧困」研究における本章の位置づけ  2 「記述の実践としての家族」という視点  3 記述の実践としての「貧困家族」  4 アイデンティティとしての家族経験 第5章 学校から労働市場へ  1 〈ヤンチャな子ら〉の仕事への移行経路  2 〈ヤンチャな子ら〉の移行経験――六人の語りから  3 移行経路と社会的ネットワーク 終 章 〈ヤンチャな子ら〉の移行過程からみえてきたこと  1 〈ヤンチャな子ら〉集団内部にある「社会的亀裂」  2 重層的な力学のなかにヤンキーを位置づけた意義  3 「ヤンキー」と括られる人々の内部に目を向けることの重要性  4 アンダークラスとしてカテゴリー化することの危険性  5 〈貧困の文化〉か、〈社会的孤立〉か  6 社会関係の編み直しに向けて 巻末資料 参考文献 初出一覧 あとがき

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