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『幽霊絵師火狂 筆のみが知る』近藤 史恵(著) 発行:KADOKAWA

1,705円

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大きな料理屋「しの田」のひとり娘である真阿。十二のときに胸を病んでいると言われ、それからは部屋にこもり、絵草紙や赤本を読む毎日だ。あるとき「しの田」の二階に、有名な絵師の火狂が居候をすることになる。「怖がらせるのが仕事」と言う彼は、怖い絵を描くだけではなく、普通の人には見えないものが見えているようだ。絵の犬に取り憑かれた男、“帰りたい”という女の声に悩む旅人、誰にも言えない本心を絵に込めて死んだ姫君……。幽霊たちとの出会いが、生きる実感のなかった真阿を変えていく。 目次 序幕 座敷小町 犬の絵 荒波の帰路 彫師の地獄 悲しまない男 若衆刃傷 夜鷹御前 筆のみが知る 終幕 著者プロフィール 近藤 史恵 (コンドウ フミエ) (著) 1969年大阪府生まれ。大阪芸術大学卒。在学中に執筆した『凍える島』で鮎川哲也賞を受賞しデビュー。2007年刊行の『サクリファイス』が絶賛を浴び、同作で08年大藪春彦賞を受賞。その他の著書に『ねむりねずみ』『天使はモップを持って』『二人道成寺』『タルト・タタンの夢』『ダークルーム』『モップの精は旅に出る』『スティグマータ』『マカロンはマカロン』『ときどき旅に出るカフェ』『インフルエンス』『震える教室』『みかんとひよどり』『歌舞伎座の怪紳士』『夜の向こうの蛹たち』など多数。 四六判 256ページ 定価 1,550 円+税 1,705 円(税込) ISBN978-4-04-111732-3

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