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『ゴーレムの生命論』金森修(著) 発行:平凡社

2,145円

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土くれから造り出され、人間によく似た外見を持ち、ごく簡単な手順でまた土へと戻されてしまう生命、ゴーレム。 古くから魔術の範疇で語られてきた人造生命は、科学の発展により、今や実現し得る存在へと変わりつつある。 私たちは、生命を造り出すことの重さとどう向き合うべきなのか。 ユダヤ教の伝説からSF映画に至るまで、ゴーレムの歴史を辿りつつ生命の在り方を問い直す。 【目次】 はじめに 第一部 ゴーレムの伝説 第一章 伝説の歴史的点描 もの言わぬ土くれ/未定形の塊/『セーフェル・イェツィーラー』/プラハのマハラル/ロマン主義期 第二章 人間化するゴーレム ユードル・ローゼンベルク/〈血の中傷〉と闘うために生まれる/ゴーレムの創造/馬鹿なヨセフ/「娘の災難」/「最後の血の中傷」/塵に戻るゴーレム/〈文化的因子〉になったゴーレム 第二部 〈怪物〉と自動人形 第一章 境界線上の〈怪物〉 モンスター/〈怪物〉の位置づけ/ゴーレムと〈怪物〉/モームの〈怪物〉/エイリアン/疑似人間──疑似怪物? 第二章 機械仕掛けの恋人 自動人形/眼のトラウマ/クラーラ──魂の抜けた自動人形/オリンピア──魂のない女/チャペックの〈劣等人間〉 第三部 ゴーレムよ、土に帰れ 第一章 未定形の肉塊 拡散するゴーレム/デルブの『ゴーレムたち』/〈科学のゴーレム〉/〈現実〉に漸近するゴーレム 第二章 亜人の命乞い 〈亜人〉ゴーレム/命乞い/内破するゴーレム/命をもてあまし、命を弄ぶ あとがき 文献表 解説──『ゴーレムの生命論』──自動人形から反逆者へ  小川公代

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