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『理系の読み方 ガチガチの理系出身作家が小説のことを本気で考えてみた』大滝 瓶太(著) 発行:誠文堂新光社

1,980円

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『変身』(カフカ)、『百年の孤独』(ガルシア=マルケス)、『灯台へ』(ウルフ)、『これはペンです』(円城塔)……。 古今東西の名作を題材に、理系のバックグラウンドを持つ作家・大滝瓶太が小説を理系的に読み解く読書エッセイ。 小説の「ジャンル」って誰が決めてるの? 「メタフィクション」ってなんであんなにとっつきにくいの? 「一人称」「三人称」みたいな「人称」って、結局何がどう違うの? こういう「文学っぽい」話題に、物理や数学といった理系的な見方を加えると、小説の仕組みがグッとクリアに見えてきます。 たとえばカフカの『変身』や『城』を熱力学的に読んでみるとどうなるか、ミステリはなぜ解けるのか、いい感じの文章が小説っぽく見えるのはどうしてか……この本では、あの手この手で文学作品を理系的に読んでいき、「ただの言葉の積み重ねが、どうして『小説』になるのか」という大きな謎にまで迫ります。 つまりこれは、「小説ってなんでおもしろいんだろう?」という問いに、理系的なアプローチで挑む読書体験。 小説は難しそうで敬遠してきた人にこそおすすめしたい、新感覚の読書ガイドです。 <目次>(仮) はじめに わたしが「理系」だった頃 ■講義編 【第1回】小説を「解く」(前編)――カフカ作品と熱力学 【第2回】小説を「解く」(後編)――小説に働く力 【第3回】小説を「近似」する――『よくわからない小説』をどう読むか? 【第4回】小説を『使いこなす』(前編)――『ゲーム』としての小説!? 【第5回】小説を『使いこなす』(後編)――解ける謎と解けない謎 【第6回】小説を『読む』(前編)――『ノイズ』がもたらす「知」 【第7回】小説を『読む』(後編)――小説は役に立つのか? 【第8回】小説を『小説する』――危険な読書体験? 【最終回】小説を『書く』――小説はカンタンだ! 文理横断コラム 手計算の美学/怪異たちの進化論/執着からは人間のにおいがする ■実践編 作家たちの犯行の記録――特殊設定ミステリ試論 幽体離脱する「私」――「拡張された私小説」としての滝口悠生 **************** 著者プロフィール 大滝 瓶太 (オオタキ ビンタ) (著) 大滝 瓶太(オオタキ ビンタ):作家。1986年生まれ。兵庫県淡路市出身。京都大学大学院工学研究科(博士後期課程)を単位取得満期退学。2018年、第1回阿波しらさぎ文学賞を受賞。2023年、初のミステリー作品にして単著デビュー作『その謎を解いてはいけない』(実業之日本社)を刊行。 四六変型判 縦188mm 横130mm 224ページ 定価 1,800 円+税 1,980 円(税込) ISBN978-4-416-72368-5 初版年月日2025年10月10日

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