フランス音楽史上、最も影響力をもち最も異彩を放つ〈奇才〉作曲家と〈天才〉作曲家の頂上決戦!
ローマ大賞、独立芸術書房、万博とワグネリズム、『ペレアスとメリザンド』、ラヴェル、コクトーと『パラード』……あらゆるトピックから燦然と輝くフランス近代音楽史を旅する。
〈付〉対談「クセナキス弾いて、武満弾いて、サティを弾く……」(高橋悠治/青柳いづみこ)
目次
はじめに
1 ローマ大賞
2 二つのサラバンド
3 「独立芸術書房」とオカルティズム
4 一八八九年の万博と東洋趣味
5 ワーグナーと『ロドリーグとシメーヌ』
6 『マレーヌ姫』と『ユスピュ』
7 空疎な年月──『ペレアス』前夜
8 ペレアスとメリザンド
9 梨の形をした三つの小品とスコラ・カントルム
10 ラヴェルと「独立音楽協会」
11 『パラード』前夜
12 『パラード』初演と友情の終焉
13 コクトーのもたらしたもの
14 ドビュッシストVSサティスト
対談「クセナキス弾いて、武満弾いて、サティを弾く……」(高橋悠治/青柳いづみこ)
あとがき
参考文献
主要人名索引
著者プロフィール
青柳 いづみこ (アオヤギ イヅミコ) (著)
ピアニスト・文筆家。安川加壽子、ピエール・バルビゼの各氏に師事。マルセイユ音楽院首席卒業。1980年東京デビュー。89年、論文『ドビュッシーと世紀末の美学』により学術博士号。90年、平成2年度文化庁芸術祭賞。文筆と演奏を兼ねる稀有な存在として注目を集め、著作は35点、CDは25枚を数える。
『翼のはえた指』(白水Uブックス)で第9回吉田秀和賞、『青柳瑞穂の生涯』(平凡社ライブラリー)で日本エッセイスト・クラブ賞、『六本指のゴルトベルク』(中公文庫)で講談社エッセイ賞、CD『ロマンティック・ドビュッシー』(カメラータ)でミュージックペンクラブ音楽賞受賞。2022年には『ショパン・コンクール見聞録』(集英社新書)を刊行。2023年にはCD『シューベルトの手紙』『カプリス』(ALM)『仮面のある風景 F・クープラン作品集』(TKI)をリリース。2024年には『パリの音楽サロン』(岩波新書)。2025年にはエリック・サティ没後100年を記念して『サティとドビュッシー 先駆者はどちらか』(春秋社)とともに高橋悠治とのコラボレーションによるCD『逃げ出させる歌』(ALM)をリリース予定。
四六判 338ページ
定価 3,000 円+税 3,300 円(税込)
ISBN978-4-393-93240-7
初版年月日2025年7月22日
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