
翻訳された言葉には必ずわたし達の社会があらわれ、
そして翻訳されたものは社会に影響を与える。
翻訳小説の女性達は原文以上に「女らしい」言葉で訳されていることがあります。翻訳と社会とわたし達の密接な関係を読みとき、性差別をなくすための翻訳、社会に抗する翻訳の可能性を探る一冊。
「はじめに」より一部抜粋
翻訳には、それまでにあった古い考えにとらわれない、新しい言葉を生み出す可能性があります。そして、社会の中に存在しなかったり、埋もれたりしている概念を言葉によって「見える化」したり、それまでの偏った見方を変えたりする力があります。
【本チャンネルで小林えみがインタビューしています】
価値観を壊すために、新しい言葉を使うのが人間の翻訳——『翻訳をジェンダーする』著者・古川弘子さん、編集者・甲斐いづみさん インタビュー
https://www.youtube.com/watch?v=OE7hlhT5yGs&t=1s
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