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『仮面物語 或は鏡の王国の記』山尾悠子

3,960円

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著者20代の時に書き下ろされ、その後40年にわたってみずからの手で封印されていた伝説の問題作が、いま新たにその姿を現わす!! 影盗み、迷路、自動人形、魔術師、ゴオレム、結晶体、石蚤、月……乱反射する鏡の王国の壮大な崩壊。目眩く傑作長編小説がついに復刊なる。 【目次】 プロローグ 〔第一部〕 影盗みと鏡 Ⅰ 彫刻師は粘土を買いにゆく Ⅱ 詩人の煩悶とその苦境 Ⅲ もう一人の証言者が登場する Ⅳ 影盗みは読書もする Ⅴ 鏡の仮面が二重館に氾濫する Ⅵ ついに殺人事件も起きる 〔第二部〕 仮面の翳 Ⅶ 自動人形が鍵を持つ Ⅷ 誰かがどこかで目醒める Ⅸ 柩の中身についての混乱が生じる Ⅹ 魔術師の弟子、或は預言者 Ⅺ 泥人形にも考えがあることが判る Ⅻ 水上街炎上図 ⅩⅢ その後の軌跡さまざま ⅩⅣ 芸術家が悲鳴をあげるまでのいきさつ ⅩⅤ 再び鏡の仮面が二重館に氾濫する ⅩⅥ 旅のおわりとはじまり エピローグ 新版後記 山尾悠子

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