舞台は“扉”で物語世界を“観測”する研究室。
研究員Jは、物語から現実世界に迷い込んだ盲目の少女と日々を共に過ごすことになる。
少女を元の世界に帰すという大義と、少女を救いたいという個人的な感情の間でJは葛藤する。
少女の言葉は、フィクションか、現実か。
“観測者”の貴方がその結末を選ぶ。
【目次】
01 約束の海
02 “観測”
03 件の少年
04 包帯
05 星見の塔
06 散歩
07 鋏の音
08 其々
09 匙ノ咒
10 反目
11 未題
12 現実
【出版社からのコメント】
r-906さんの小説家としての魅力は、情景描写の美しさと、設計の緻密さにあると感じています。
作詞の力を活かした耽美な文章に、音や風、香りを感じながら、気づいたらSFとしての大きな渦に呑み込まれている感覚。
中盤からがらっと世界が変わっていく仕掛けにも驚かされました。
眠れない夜更けに、満たされない朝方におすすめの一冊です。
※カバーデザイン等は予告なく変更になる場合がございます。
目次
01 約束の海
02 “観測”
03 件の少年
04 包帯
05 星見の塔
06 散歩
07 鋏の音
08 其々
09 匙ノ咒
10 反目
11 未題
12 現実
著者プロフィール
r-906 (アールキュウマルロク) (著)
音楽家。合成音声を用いた楽曲制作を主な活動としながらも、イラストレーション、アニメーション、映像制作、DJ、小説執筆など、興味の赴くまま活動の幅を広げている。小気味良いリズムと印象的なメロディ、そのキャッチーさに相反する様な叙情的、内省的な歌詞が特徴。制作する楽曲ジャンルも多岐に渡り、合成音声ソフトの公式デモソング、他アーティストや音楽ゲームへの提供楽曲、映画主題歌などを手掛けている。