一貫してリベラルの立場で執筆を続けてきた著者は、なぜ「リベラル」に疲れてしまったのか。
農村の自治会長を務めて従来とは違う「保守」のあり方を知った著者は、
思想信条ゆえに交流が途絶えていた旧友たちとの対話再開を試みる。
なぜ日本人は他者の話に耳を傾けることができなくなってしまったのか。
様々な反響を引き起こした『ネット右翼になった父』の続編として、
分断を憎み、新たなリベラルの形を模索する著者の内省と実践の記録。
【目次】
第一章 農村自治会長として、保守を知る
第二章 ネット右翼との対話再開
第三章 リベラルの言い分
第四章 思考を停止するリベラル
第五章 対話の可能性はあるのか
終 章 分断と喪失を避けるために
著者プロフィール
鈴木大介 (スズキダイスケ) (著)
1973年千葉県生まれ。文筆業・ルポライター。
主な著書に、若い女性や子どもの貧困問題をテーマにした『最貧困女子』(幻冬舎新書)、『ギャングース』(講談社、漫画原作・映画化)、『老人喰い』(ちくま新書、ドラマ化)や、自身の抱える障害をテーマにした『脳が壊れた』(新潮新書)がある。2020年、『「脳コワさん」支援ガイド』(医学書院)にて、日本医学ジャーナリスト協会賞大賞受賞。
近年の話題作に、『ネット右翼になった父』(講談社現代新書)、『貧困と脳 「働かない」のではなく「働けない」』(幻冬舎新書)がある。