――現代に生きるわたしたちはえてして「新しいもの」を
はじめとする刺激の強いものを求めがちです。
自分は何を大事にしているのか、
それを大事にしたい自分は何なのか、
こういった問いをおろそかにしたまま
強い刺激だけを追い求めていけば、
行き着く先はバーンアウトに他ならないでしょう。
より多く、より新しく、より生産的な読書に駆り立てられてはいないか。「多読という信仰」を相対化し、より深く読むために、自分ならではの時間を生きるために──。読書を通じて直面する「わからなさ」を洗練させることで、既知と未知のネットワークは創造的に再構築されていく。情報環境にあらがい、自律的な読書のありかたを提案する再読入門!
解説 木澤佐登志
カバーデザイン 水戸部功
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