なぜドイツはイスラエルを批判できないのか?
ーー犠牲と加害の反転はどのようにして進んだか
『歴史修正主義』(中公新書)で注目された歴史学者が提示するガザ紛争を理解するための新たな視座!
▼不可解だったドイツ知識人の反応の元を知る/武井彩佳『ホロコースト後の機能不全』/書評/府中ハケ下雑記▼
https://note.com/yohakusha/n/na1e10f69f367
ドイツの戦後の歩みはユダヤ人を究極の犠牲者にした!
紛争によりガザが破壊し尽くされた中、イスラエルの姿勢はホロコーストの記憶とも結びつけられる。
ドイツはナチ犯罪者を最後の一人まで裁き続け、「反ユダヤ主義」の撲滅を掲げてきた。
そのためドイツによるイスラエル支援は、補償にとどまらず武器供与まで及んだ。イスラエルへの安全保障は「国是」だったのである。
ドイツの「過去の克服」は、両国の政治、経済、軍事の利害と密接に絡んできた。その歴史を解きほぐし、変化を迫られる姿を描くーー。
世界は戦争を止められないのか。ナチズムの克服は、より良い世界をつくるためではなかったのか。
ドイツとイスラエルの特殊な関係をつまびらかにすることで、ガザ紛争を防げなかった世界構造のねじれが見えてくる。
序 章 世界の機能不全はどのようにして起こったか
第一章 国籍──国民の境界は歴史が形づくる
第二章 裁き──犯罪をどこまで、どう裁いたか
第三章 国際法──反省から生まれた新しい秩序
第四章 償い──和解のための補償、安全保障へ
第五章 言葉と認識──私たちはパレスチナを理解する言葉を持っているか
終 章 ゴルディアスの結び目
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