
https://36.gigafile.nu/0329-lcf1c0427bc0fee31572bdd064e917d37
フェミニズムを前に、男性はただ反省しなければいけないのだろうか。
従来のままのマチズモを前面に出すことも、また「性差にとらわれない」と強弁することも難しい中、多様な声を前に、男性はどのように生きていけばよいのか。
男性性の過去・現在・未来を、映画『ターミネーター』『マッドマックス』、漫画『鬼滅の刃』『ブルーピリオド』、ジブリ作品等々、様々なコンテンツを例にとりながら、その複雑性を鮮やかに読み解く。階級、コミュ力、障害、ケア、育児を鍵にした丁寧な分析から見える課題と可能性が、男性性の考察と「僕たちの生き方」の新たな道を開く画期的論考。
装画:桑原太矩