奇人・怪人たちが織りなす「革命的な、あまりに革命的な」南スペイン、アンダルシア近現代史。埋もれたアナキスト群像が浮彫りに。
「はしがき」より
~ 現在の世界は一九三〇年代にも似て迷走に迷走を重ね、そこでは歯止めの利かない暴力が猛威を振るっている。
にもかかわらず、地の果てに位置するこの国ではあの時代の悲劇が凝縮されていた観のあるもう一つの地の果ての国、スペインもどうやらほとんど話題に上らない。
スペインといえばアナキズム。確かにいくばくかの誇張が含まれていたにせよ、そんな声も聞かれなくなって久しい ~