【没後三十年・初書籍化!】
恋愛・結婚、人間関係、介護、死別、生きがいについて……
随筆家としても知られる名脇役の下にさまざまな悩みが寄せられた。
ときに厳しくも機微にふれる回答には、二度の離婚と三度の結婚を経て、人生の裏表を知った著者の濃やか優しさがにじむ。
初書籍化となる新聞連載の人生相談83篇に、女性の生き方をめぐる随筆を併せた一冊。文庫オリジナル。
〈解説〉白央篤司
著者プロフィール
沢村貞子 (サワムラサダコ) (著)
一九〇八年(明治四十一年)東京・浅草生まれ。女優。本名大橋貞子。日本女子大学在学中に築地劇団に参加。前衛演劇運動に加わって投獄を経験する。三四年に映画女優としてデビュー。幅広い役柄をこなす存在感のある女優として評価が高く、舞台、テレビも含め名脇役として活躍。文筆にも長け七七年『私の浅草』で日本エッセイスト・クラブ賞を受賞。ほか『わたしの台所』『貝のうた』『寄り添って老後』など著書多数。九六年(平成八年)没。