万国のサポーターを通して、それぞれの国のいまと、社会のいまを見てみよう
世界に散らばるサッカー民の話をじっくりと聞けば、それぞれの国のいまと、社会のいまもじんわりと見えてくる。
ザ武闘派、パブの荒くれ者をはじめ、クルド人難民、日系移民、イスラムの女性、LGBTQ+、障害者など、スタジアムに転がる愛と差別と移民のはなしを、文筆家・イラストレーターの金井真紀が聞き書きする。
【構成】
敵に背を見せるな!――団地の不良を率いる武闘派サポーター
●ティノさん イタリア/フィオレンティーナ
かつて黒人リーグと白人リーグがあった――アパルトヘイトの記憶
●サンディレ・ムティムクールさん 南アフリカ/カイザー・チーフス
イスラム男子の礼儀正しい大騒ぎ――女人禁制の応援団に潜入する
●ヌルル・ハク・アンダー・ラムリさん マレーシア/ジョホールバル・ダルル・タグジム
番外編
マレーシアサッカー界を支える芝の達人
●廣井功一さん
父ちゃんはピッチで、息子はパブで熱くなる――ロンドン荒くれサッカー史
●ジョー・ブロードフットさん イングランド/アーセナル
私は自転車に乗るし、姪はスタジアムに行く――女性が抑圧されている国で
●ゴルロフ・アスキャリさん イラン/ペルセポリス
毎日がスーペルクラシコ――ブエノスアイレスの恋するふたり
●マリナ・ペニャさんとゴンサロ・フィルゲイラ・ゴトゥッゾさん アルゼンチン/ボカ・ジュニアーズとリーベル・プレート
イワシ対ワセリン――経済危機とギリシャ・ダービー
●コスタス・バラファスさん ギリシャ/パナシナイコス
おばあちゃまの煮しめとフェジョアーダ――日系移民の応援人生
●クラウジオ遠藤さん ブラジル/パウメイラス
クルドの「ナショナルチーム」が北欧に!――移民コミュニティの夢
●ミラン・フィスリさん スウェーデン/ダルクルド
番外編
ノーベル平和賞を受賞した偉大のおじさんを追いかけて
ムシャガ・バケンガさん
銃弾が飛び交う国境の街で――子どもを支援するサッカー教室
●ロヘリオ・マレス・エスカレーラさん メキシコ/UANLティグレス
スタジアムでレインボーフラッグを振る日――性的少数者の応援団
●アンパロ・ラマダさん スペイン/バレンシアとバレンシア・フェミニーノ
車椅子席でモツ煮込み――Jリーグと障害者の30年
●稲田康二さん 日本/鹿島アントラーズ
著者プロフィール
金井真紀 (カナイマキ) (著)
1974年生まれ。文筆家・イラストレーター。任務は「多様性をおもしろがること」。著書に『パリのすてきなおじさん』(柏書房)、『マル農のひと』(左右社)、共著に『サッカーことばランド』(ころから)、『世界のおすもうさん』(岩波書店)、『戦争とバスタオル』(亜紀書房)ほか。
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