海を見渡す丘の上にたたずむブランコ。そこには、いのちが、夢が、物語が、満ちている――。はしゃぐ子どもたち、夕日を見つめる老人、将来を夢見る少年……訪れる人びとのささやかで特別なひとときを、淡く輝く絵と詩情豊かな言葉で紡ぐ。人気絵本作家による静かな感動を呼ぶ絵物語を、作家・梨木香歩の端正な翻訳で贈る。総ルビ。
著者プロフィール
ブリッタ・テッケントラップ (ブリッタテッケントラップ) (著)
ブリッタ・テッケントラップ(Britta Teckentrup)
絵本作家、画家。ドイツ、ハンブルク生まれ。イギリスのセント・マーチンズ・カレッジとロイヤル・カレッジ・オブ・アートで絵を学ぶ。1993 年以来、120冊以上の絵本を手がけ、30 以上の言語に翻訳されている。『おなじそらのしたで』(ケイト・グリーナウェイ賞最終候補、ひさかたチャイルド)、『いのちの木』(ポプラ社)、『かべのむこうになにがある?』(BL 出版)、『あの湖のあの家におきたこと』(クレヨンハウス)、「いろんなところに」シリーズ(講談社)など。イギリスでの 17 年間を経て、家族とベルリンで暮らす。
梨木 香歩 (ナシキ カホ) (訳)
梨木香歩(なしき・かほ)
1959 年生まれ。作家。著書に『西の魔女が死んだ 梨木香歩作品集』『からくりからくさ』『春になったら莓を摘みに』『渡りの足跡』『やがて満ちてくる光の』(以上、新潮社)、『炉辺の風おと』『歌わないキビタキ』(以上、毎日新聞出版)、『僕は、そして僕たちはどう生きるか』『海うそ』『物語のものがたり』『ほんとうのリーダーのみつけかた 増補版』(以上、岩波書店)など。児童文学作品に『岸辺のヤービ』『ヤービの深い秋』『ヤービと氷獣』(以上、福音館書店)、絵本の翻訳に『わたしたちのたねまき』(のら書店)などがある。
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