
《第2回マルジナリア書店大賞(新書部門 2024年)》授与作。
史料の山に埋もれ、ひたすら解読している? 過去の出来事の是非を論争する? このようなイメージがある歴史学では実際に何が営まれているのか。明らかしたいのは様々でも、歴史学には共通のプロセスがある。史料とはなにか。それをどう読んでいるのか。そこからオリジナルな議論をいかに組み立てるのか。歴史について語る前に、最低限知っておきたい考え方を解説する。
発行:筑摩書房
新書判 288ページ
定価 940円+税
ISBN978-4-480-07640-3
初版年月日2024年9月9日