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人間の作った小さな場所では
言葉はときどき、信じることが
震えてくるほど難しい。
想像もつかなかった光景を見て
何も持たずに逃げてきたあなたを
下ろした両手は抱きしめる。
(巻頭詩より)
軽やかに言葉と遊び、現実を深く見つめる
人気の詩人・大崎清夏。
『地面』、『指差すことができない』(中原中也賞受賞)、
『新しい住みか』、『踊る自由』に次ぐ、待望の第五詩集!