
「その研究、何の役に立つの?」
「で、まだ博論書いてるの?」
世界中の若手研究者たちから共感の嵐!
高学歴ワーキングプアまっしぐら⁉な文系院生が送る、笑って泣ける院生の日常を描いたバンド・デシネ
フランスでベストセラー! 英米、ドイツ、イタリア、スペイン、アラビア語圏、中国など各国で翻訳出版された話題図書!
推薦・高橋源一郎「若きカフカ研究家ジャンヌよ、「博論」というライトセーバーで、この不条理な世界を叩っ切れ!」
ティファンヌ・リヴィエール(原著)中條 千晴(翻訳)
発行:花伝社
A5判 192ページ
書店発売日2020年4月27日
ティファンヌ・リヴィエール (ティファンヌリヴィエール) (原著)
博士課程にてアルバート・コーエンの『選ばれた女』における「愚かさ」の表象について研
究。その間、パリ・ソルボンヌの大学で事務員として働く。のちにブログ「ソルボンヌ事務
所14」を開設。バンド・デシネ作家としての活動を始め、博士課程は中退している。
2015 年に自身の博士課程における経験を元にした、自伝ともいえる本書『Carnet de thèse』
を出版。2019 年、自身の博士論文において定義した12 の「愚行」を描いた『Invasion des
imbéciles』の第一巻を出版。
中條 千晴 (チュウジョウチハル) (翻訳)
1985年生まれ、フランス・リヨン在住。博士号。 ポピュラー音楽・ジェンダー研究。翻訳家でもある。著
訳に「ポスト・フォーディズムのジェンダー」(アンジェラ・マクロビー、和訳)、その他
『Orange』(高野苺)や『Perfect World』(有賀リエ)含む日本の漫画の仏訳多数。2018 年
小西財団日本漫画翻訳賞ノミネート。