議会=ここが社会の縮図ならば、私もそこにいるべきだ
居場所のなかった少女は、いつしか誰かの居場所をつくる側へ――
「親不孝者」「変わり者」「幸せになれない」――「マイノリティ」という言葉すら知らなかったけれど、「みんなと違う」とこんなにも苦しい。生まれ育った地方都市で否定され続けた“レズビアンであること”を掲げて、今“ここ”に立つまで。
目次
第1章 はじまりの家
第2章 学校は安全な場ではなかった
第3章 愛する人の言葉が刃になる
第4章 消えた命と私の生命
第5章 語り始めた理由
第6章 選挙という通過点
第7章 制度の中で生きる
第8章 母との別れと新しい家族
第9章 未来の誰かのために
第10章 いないことにされてたまるか
著者プロフィール
沢部 ひとみ (サワベヒトミ) (著)
ノンフィクション作家。1952年静岡県生まれ。早稲田大学卒。市原悦子著『白髪のうた』『月に憑かれたかたつむり』『やまんば 女優市原悦子43人と語る』(以上、春秋社)の構成を手がける。著書に『百合子、ダスヴィダーニヤ』(文藝春秋のちに女性文庫)他。