いい学校→いい仕事=いい人生なのか?
学校でも親からも「将来の計画を立てよう」「そのために努力しよう」と言われるけど、そうしないと本当にだめなのだろうか? 人生はプロジェクトなのだろうか? 〝自分を生きる?練習を始めよう。
学校では「計画を立てよう」「そのために努力しよう」と言われるけど、これって誰のためなのでしょう? ちゃんとしないと後悔するのは自分!? 人生はプロジェクトではありません。どんな仕事があるのかよく知らないのに、将来のため、と予測をして、大学選びをするなんて、おかしな話です。人生を逆算して先取りしておけば、将来に対する不安は無くなる、のでしょうか? 人生は一直線に進むものではありません。途中で迷ったり、違和感を無視できなくて進路を変更したり、分からなくて立ち止まったり、考え方が変わったりすることもあります。答えを求めるのではなく、今の自分を信じて一歩踏み出してみよう。
目次
第一章 前提を疑う――キャリア教育とは何か
第二章 動機を疑う――「人生計画」「招待設計」「進路選択」がもたらすもの
第三章 能力観を疑う――不安と蜜月な「能力」
第四章 生き方を疑う――途上の自分をどう信じるか?
第五章 自分に戻る――「見せる安心」から「感じる安心」へ
終 章 持ち帰る――「感じる安心」を耕すレッスン帳
著者プロフィール
勅使川原 真衣 (テシガワラ マイ) (著)
勅使川原 真衣(てしがわら・まい):組織開発コンサルタント。横浜生まれ。東京大学大学院教育学研究科修士課程修了。外資コンサルティングファーム勤務を経て、2017年に組織開発を専門として独立。二児の母。2020年から乳がん闘病中。 初の著書『「能力」の生きづらさをほぐす』(どく社)で紀伊國屋じんぶん大賞2024の8位に入賞。『働くということ 「能力主義」を超えて』(集英社新書)で2024年新書大賞第5位入賞、HRアワード2025書籍部門入賞。その他著書多数。近著に『組織の違和感』(ダイヤモンド社)、『「頭がいい」とは何か』(祥伝社新書)『「対話」がやってきた』(ホーム社)、『ハラスメント最終報告』(晶文社)がある。論壇誌「Voice」や読売新聞「本よみうり堂」での連載のほか、文化放送「武田砂鉄ラジオマガジン」の水曜レギュラーなどでも発信中。
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