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秋の死 韓国現代短編小説/発行:河出書房新社

3,960円

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ぼくはあの屍体を自分のものにしたかった――。戦争、独裁、力の支配。過酷な時代を全身で駆ける、巨匠たちによる豪華傑作選。韓国文学アンソロジーの金字塔が遂に復刊! 中上健次生誕80年記念企画。 ・ 日本で見出せなかった感性が、 エネルギーあふれ眩く存在していた。 ――中上健次 ・ この昏くて深い、脈打つ森を抜けて 韓国文学は疾走してきたのだ。 ――斎藤真理子 ・ ・ パルチザンの襲撃があったその翌日 死んだ「アカの匪賊」を見るため ぼくは小学校の同級生たちと一緒に 廃墟と化した街を駆け抜けた―― ・ 少年の透き通った感性を描いた表題作や ハン・ガンの父による快作などを収録した 韓国文学アンソロジーの金字塔がついに復刊! ・ ・ ******** ・ 目次 ・ 秋の死      金承鈺(キム・スンオク) トンネル     韓勝源(ハン・スンウォン) 高麗葬      全商國(チョン・サングク) 単独講和     鮮于煇(ソヌ・フィ) 夢見る者の羅府  尹興吉(ユン・フンギル) 罠        朴範信(パク・ボムシン) 駱駝の目玉    黄晳暎(ファン・ソギョン) 闇の魂      金源一(キム・ウォニル) 解説       中上健次 ・ 【書き下ろし解説】 韓国現代短編小説をめぐって  白川豊 著者プロフィール 中上 健次 (ナカガミ ケンジ) (編) 1946年和歌山県生まれ。74年『十九歳の地図』でデビュー。76年『岬』で芥川賞、77年『枯木灘』で毎日出版文化賞、芸術選奨新人賞を受賞。他の作品に『千年の愉楽』『地の果て 至上の時』『日輪の翼』等。 キム・スンオク (キムスンオク) (著) 金承鈺。1941年大阪生れ。ハングル世代の作家。第一回李箱文学賞を受賞。 ハン・スンウォン (ハン スンウォン) (著) 韓勝源。1939年韓国・全羅南道道長興郡生まれ。李箱文学賞、現代文学賞など受賞多数。2024年にノーベル文学賞を受賞したハン・ガンの父。著書に『月光色のチマ』等。 チョン・サングク (チョン サングク) (著) 全商國。1949年韓国・江原道洪川郡生まれ。現代文学賞、東仁文学賞、尹東柱文学賞など受賞多数。著書に『偶像の涙』など。 ソヌ・フィ (ソヌ フィ) (著) 鮮于煇。1922年韓国・平安北道定州郡生まれ。著書に『火花』など。座談会『日韓 理解への道』(司馬遼太郎ほか)に参加。 ユン・フンギル (ユンフンギル) (著) 尹興吉。1942年生れ。『長雨』が中上健次から絶賛され、交流が始まり日本でもさまざまに紹介された。 パク・ボムシン (パク ボムシン) (著) 朴範信。1946年韓国・忠清南道論山郡生まれ。金東里文学賞、萬海文学賞、大山文学賞など受賞。著書に『掟』『うさぎと潜水艦』など。 ファン・ソギョン (ファンソギョン) (著) 黄晳暎。1943年生れ。ノーベル賞候補と言われ、韓国民主化運動でも活躍。『客地』『マテニ10号』など。 キム・ウォニル (キムウォニル) (著) 金源一。1942年生れ。父が北朝鮮へ行った経験をもとに「分断文学」を描く。 安 宇植 (アン ウシク) (訳) 1931-2015年。東京生まれ。桜美林大学名誉教授。著書に『評伝 金史良』、『天皇制と朝鮮人』など、訳書に尹興吉『エミ』、『黄昏の家』、李文烈『ひとの子 神に挑む者』、申京淑『離れ部屋』など。

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