その台所には台湾の“今”がありました
「あなたの台所で、いつもの味を作ってください」をキャッチフレーズに、台湾をぐるり一周。23人の台所を訪ねて出会った、台湾の素顔を鮮やかに描き出す。
「あなたの台所で、いつもの味を作ってください」をキャッチフレーズに、台湾ぐるり一周の旅へ。目指すは、家の台所で日々作られている、ごくごく当たり前の家庭料理。旅の途中で出会った23人の台所を、疾走感あふれる軽快なエッセイと、ぬくもりのある手描きイラスト、現地で教わったレシピで描き出す。言葉や文化の違いを超えて食卓を囲めば、飾らない素顔の台湾が見えてくる!
目次
はじめに
1 ジョージさんの黄金炒飯〔新北・泰山〕
2 朝市とQQ〔新北・淡水〕
3 油に香りを、人生に努力を〔新北・永和〕
4 土地公の誕生日に蘿蔔をいただく〔桃園・楊梅〕
5 台湾南部の味を台北で知る〔新北・永和〕
6 父の教えを受け継ぐ宴会料理〔新北・樹林〕
7 猫もぶっ飛ぶ電鍋〔台北・中正〕
8 ルカイ族の文化を食でつなぐ〔台東・東興〕
9 海の民の豊かな生活〔台東・長濱〕
10 ひとつの鍋のみんなのごはん〔台東・歷坵〕
11 醤油が生まれる場所〔雲林・西螺〕
12 ショウガと野球のある生活〔高雄・鳳山〕
13 マンゴー畑のソウルフード〔屏東・枋寮〕
14 家族につくる故郷の島の味〔高雄・前鎮〕
15 ゆるやかに郷に従う暮らし方〔台南・佳里〕
16 ミントグリーンの台所〔台南・東区〕
17 ビーツの入らない羅宋湯〔台中・西屯〕
18 四合院で拭餅を包む〔金門島〕
19 2つのルーツを持つ料理家〔台東・大溪〕
20 朝の台所、祖父の味〔台南・菁寮〕
21 ビーフンの名産地でビーフンを食べる〔新竹・東区〕
22 郷菜と稲田のある風景〔宜蘭・壯圍〕
23 潤餅と油飯〔台中・沙鹿〕
◆食 譜( レ シ ピ )
シーズさんの三杯雞(サンベイジー)【鶏の甘辛炒め】
シュウユさんの蘿蔔糕(ローボーガオ)【大根餅】
アーシーさんの蕃茄切盤(ファンチエチエパン)【冷やしトマトの盛り合わせ】
アンさんの瓜仔肉(グァジャイロウ)【豚ひき肉と漬物の蒸し物】
オズィーさんの醬油布蕾(ジャンヨウプーディン)【醤油プリン】
ショウジーさんの飯湯(ファンタン)【スープごはん】
エルビーさんの羅宋湯(ルォソンタン)【中華風ボルシチ】
ピヤさんの油餅(ヨウビン)【薄焼きパイ】
リールーさんの炒米粉(チャオミーフェン)【炒めビーフン】
シエさんの油飯(ヨウファン)【台湾おこわ】
おわりに
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著者プロフィール
佐々木 敬子 (ササキ ケイコ) (著)
旅する食文化研究家。エストニア共和国外務省公認市民外交官。料理教室「エストニア料理屋さん」、バルト三国の情報サイト「バルトの森」、旅と食を楽しむ場「旅々」主宰。会社員時代に香港駐在を経験、帰国後は会社務めの傍ら世界各地を旅して現地の料理教室や家庭でその国の味を習得する。退職後の2018年から海外の食文化を広める活動を始め、企業、公共事業向けレシピ開発やワークショップ、食文化講演なども行う。著書に『旅するエストニア料理レシピ』(ペーパーバック)、『バルト三国のキッチンから』(産業編集センター)。