本を読む喜びを
子どもたちに伝えてくれる物語
主人公のワンワンが文字を覚えて知ったのは「本」という、それは豊かな世界。
「おもしろい おはなしが こんなに たくさん あったなんて!」と、たちまち本に夢中になり、家中の本を読み始めました。
それからというもの、ワンワンの退屈だった毎日ががらりと一変するのです。
面白い本にであったときの衝撃や、など、本を愛する人ならば誰でも体験したことのある、「読書を通じて得られる感動」が、ワンワンの姿を通してコミカルに描かれています。
自分自身が本好きである方はもちろん、子どもたちへ「本」という新しい世界を届けたいすべての方におすすめします。
愛犬家の著者が描く、犬との暮らしの中に光る
小さなおかしみや思いやり
本書は、韓国で今、注目の絵本作家が自身の愛犬から得たインスピレーションをもとに生まれた、思い入れの深い特別な一冊です。
そのため、犬の愛らしい表情やしぐさが、愛情たっぷりに、細やかに描かれています。
犬との穏やかな暮らしがくれる幸せや、家族の優しいまなざしが心をあたためてくれる物語となっています。
【キャラクター紹介】
『ワンワン』
主人公の白い犬。飼い主のユニの勉強につきそううちに文字を覚え、本に夢中になる。歳を取っても、家族からプレゼントされた老眼鏡をかけて本を読み続けている。
『ユニ』
ワンワンの飼い主。ワンワンは字が読めることを知っても、そのひみつをまもって、ワンワンがたくさんの本にであえるように協力する。
著者プロフィール
キム・ミヌ (キム ミヌ) (著)
【著者:キム・ミヌ】
アニメーションの企画・制作を経て「サンサンマダンボローニャ・ワークショップ」で絵本づくりを学ぶ。その後、『かたつむり』(あすなろ書房)『ロケットの子』『わたしたち、島に行こう!』『黄金のノロジガ』などの作品を発表。児童書『学校のとなりの万能ビル』『ホホ堂の山猫』などの挿絵も手がける。ク・ユンミ作家との共著『夏、つばめ』が、2024 年ソウル国際図書展で「韓国で最も楽しい本」に選出された。
わたなべなおこ (ワタナベナオコ) (訳)
【翻訳:わたなべなおこ】
15歳まで韓国・ソウルで育つ。いまは韓国語教室「ことばの森ソルレム」を主宰。「ソルレム韓国語多読の会」や翻訳を通して、韓国の絵本や児童書の魅力を日本に紹介している。訳書に『村上春樹のせいで どこまでも自分のスタイルで生きていくこと』(季節社)『ダンボール』『世宗大王をさがせ―ハングルをつくった王さま―』(TOY Publishing)『かたつむり』(あすなろ書房)『おかあさん観察図鑑』(NHK出版)『また あえるよ』(パイ インターナショナル)など。キム・ミヌさんの絵本を翻訳するのは『かたつむり』につづき2作目。