中心から遠く隔たった辺境の地、熊野の山里旧色川村。この地で、牛耕の復活をめざす農家・外山家が、大事に育ててきた牛を食べることにした。
牛を屠畜場へと運び、肉にしてもらうまで。その肉をみんなで分かち合い食べた日のこと、そして後日談。同じ村に住む著者が一連の流れを傍らで見守り、文章と写真で記録した。
動物と暮らすことも、動物を殺し食べることも、あまりに遠くなってしまった現代。大きな文脈では語られ得ない、山里の小さな営みには、確かな生の手応えが充ちていた。生活者誰しもの土壌を耕す、らくだ舎出帆室発のルーラル・ノンフィクション。
発行:らくだ舎出帆室
版型:A6判並製本(縦148mm×横105mm)
頁数:176頁
装丁:濁点 鈴木大輔
協力 そこそこ農園
978-4-9913026-3-3
天アンカット
表紙・背表紙エンボス加工
厚み140mm(クリックポストで4冊まで封入可能)