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《第2回マルジナリア書店大賞(小説部門 2024年)》授与作。
受賞記念のオリジナルカバー(装画 内海まりお)をつけてお送りします(初回発送2025年2月15日)。
※カバーのみご要望の場合は、下記よりお求めいただけます。
https://yorunoyohaku.com/items/67ab10bf1b072a1f2d5027dc
伊賀忍者・向井正綱は、甲賀衆に襲われている市女笠の少女を助ける。少女――雪姫は伊勢の戦国大名・北畠具教の愛娘。織田信長の子・茶筅丸への輿入れが決まっていたが、不本意な婚礼を嫌い、織田家の非道を京の幕府に訴え出ようとして狙われたのだった。
「北畠を、伊勢を、お助けください!」
姫君の懇願を聞き入れた正綱。山野を駆け滄海を渡り、甲斐の武田を引き入れ熊野水軍をも動かす。敵は信長。織田の大軍との大勝負が、はじまる……!
【第15回 小説 野性時代 新人賞受賞作】
選考委員・冲方丁賞賛!
「書き手の心をとらえて離さない面白い何かを、
渾身の力で形にしようとする熱量に圧倒されました」
諏訪宗篤(スワ ムネアツ)
1973 年生まれ。三重県出身。名城大学法学部卒業後、ゲーム製作会社、デザイン事務所に勤務。現在は農業と家事に従事するかたわら創作活動を行う。2017 年第9 回朝日時代小説大賞を「商人、伊賀を駆ける」で受賞。18年2月『茶屋四郎次郎、伊賀を駆ける』と改題し朝日新聞出版より出版。2024年、第15回小説野性時代新人賞を「海賊忍者」で受賞。
小林えみ書評
https://koba-editor.hatenablog.com/entry/2024/09/19/181331