自分にとって大切だと思うことを、思い切って言葉にする。
誰からも必要とされなくても、見向きもされなくても、声を発し続ける。
それが僕にとっての「つくる」ということ。
建築する日々に励みながら、旅先でのスケッチや執筆活動にも精をだす若き建築家と、奈良の山村に私設図書館をつくり、執筆や自主ラジオなど様々な形でメッセージを発信する若き思想家が、些細な日常の出来事や思索をつぶさにみつめて綴った往復書簡。
なぜ建築をつくり続けるのか、「ちょうどよく」働くことはできないのだろうか、私たちにとってお金とは何なのだろうかなど、ふたりの書簡は日常の些細な物事にふれながら、私たちが何気なく受け入れている社会の「常識」を揺さぶるような対話へ展開していきます。
モノづくりに限らない「つくる」行為を手がかりに、「人間という生き物」として暮らしていける社会を考え、生きるための土壌を耕すような対話が本書にはあります。
また、この本を彩るイラストを描いてくださったのは、「ルチャ・リブロ」で司書を務める青木海青子さん。クマとバイソンは著者ふたりのイメージキャラクター。対話のテーマによって、いろいろな姿をみせるクマとバイソンは必見です。
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