生地セント・ポールから魂の眠るロックヴィルへ――
ゆかりの地を巡る紀行や妻ゼルダの評伝等、訳者によるエッセイ八篇、フィッツジェラルドの短篇小説二作を収録。
和田誠オリジナル画にカバーをリニューアル。
著者プロフィール
スコット・フィッツジェラルド (スコットフィッツジェラルド) (著)
1896~1940 1920年、処女長篇『楽園のこちら側』がベストセラーとなり、妻のゼルダと共に時代の寵児ともてはやされるが、華やかな社交と奔放な生活の果てにアルコールに溺れ、失意のうちに死去。『グレート・ギャツビー』『夜はやさし』等長篇数作と数多くの短篇を残した。
村上春樹 (ムラカミハルキ) (著・訳)
1949年京都市生まれ。早稲田大学卒。79年『風の歌を聴け』で「群像」新人賞、85年『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』で谷崎潤一郎賞受賞。著書に『羊をめぐる冒険』『ノルウェイの森』『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』『1Q84』『騎士団長殺し』『一人称単数』『街とその不確かな壁』など。サリンジャー『キャッチャー・イン・ザ・ライ』、フィッツジェラルド『グレート・ギャツビー』、チャンドラー『ロング・グッドバイ』ほか訳書も多数。