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ブルーメンベルク・コレクション 哲学・現実・非概念性/ハンス・ブルーメンベルク(著)下田 和宣(編・訳)近藤 史隆(翻訳)田村 豪(翻訳)二宮 望(翻訳)三重野 清顕(翻訳) 発行:筑摩書房

2,130円

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神話・比喩・レトリックの観点から、人間存在を問い直し、独自の〈メタファー学〉を築いたハンス・ブルーメンベルク。時代の転換点への鋭い意識とともに、ヨーロッパ思想史を類例のない規模と深度で考察した。だが、その思想の全貌はいまだ明らかにされていない。いかにしてこの巨人の核心に迫るか──。科学技術や倫理の自明な枠組みを根底から問い返す「哲学」の営み。自明なものの根拠たる「現実」把握の諸相。その現実理解を形成し、維持する「非概念性」の領域。本書はこれら三つのテーマに沿って論考を精選・訳出。超領域的関心と独創的視点に満ちた思考の射程に光を当てる。 目次 第一部 哲 学 核道徳――核戦略への対抗策(1946) 哲学の問題としての自然と技術の関係(1951) 科学的方法という概念の哲学的根源と哲学的批判(1953) 現在何らかの哲学的倫理学が可能なのだろうか(1953) われわれの未来にとっての哲学の意義(1961) 第二部 現 実 哲学の言語的現実(1946/47) 現実概念と小説の可能性(1964) 現実概念と国家論(1968) 現実概念と神話の潜在的影響力(1971) 生活世界と現実概念(1972) 第三部 非概念性 教父学における古代哲学の批判と受容――伝承の形態学のための構造分析(1959) ソクラテスと「曖昧な対象」――美的対象の存在論という伝統に対峙するポール・ヴァレリー(1964) 美的対象の本質的多義性(1966) 貨幣か生か――ゲオルク・ジンメルの哲学がもつ一貫性へのメタファー学的研究(1976) 非概念性の理論(1970年代半ば) 予型――政治的神話の変奏(1980年代前半) 真理の厳格主義――「エジプト人モーセ」(1980年代後半)    文献表 編訳者解説 著者プロフィール ハンス・ブルーメンベルク (ブルーメンベルク ハンス) (著) ハンス・ブルーメンベルク(Hans Blumenberg):1920-96年。ドイツのリューベックに生まれる。キール大学で教授資格を取得。同大学を皮切りに、ハンブルク、ギーセン、ボッフム、ミュンスターの各大学で教鞭をとる。〈詩学と解釈学〉グループの創立メンバー。1980年、ドイツ言語文芸アカデミーのS・フロイト賞を受賞。著書に『近代の正統性Ⅰ~Ⅲ』『コペルニクス的宇宙の生成Ⅰ~Ⅲ』『神話の変奏』『世界の読解可能性』『メタファー学のパラダイム』(いずれも、法政大学出版局)、『真理のメタファーとしての光/コペルニクス的転回と宇宙における人間の位置づけ』(平凡社ライブラリー)など。 下田 和宣 (シモダ カズノブ) (編・訳) 下田 和宣(しもだ・かずのぶ):1981年生まれ。成城大学文芸学部准教授。 近藤 史隆 (コンドウ フミタカ) (翻訳) 近藤 史隆(こんどう・ふみたか):1998年生まれ。日本学術振興会特別研究員PD(東京都立大学)。 田村 豪 (タムラ ツヨシ) (翻訳) 田村 豪(たむら・つよし):1994年生まれ。神戸大学大学院人文学研究科研究員。 二宮 望 (ニノミヤ ノゾム) (翻訳) 二宮 望(にのみや・のぞむ):1991年生まれ。日本学術振興会特別研究員PD(東京大学)。 三重野 清顕 (ミエノ キヨアキ) (翻訳) 三重野 清顕(みえの・きよあき):1977年生まれ。東洋大学文学部教授。

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