なぜ韓国人は路上に集まり、声を上げるのか? 彼らを路上に駆り立てるものは何か。「集まってこそ生きられる」といわれる韓国の集会文化を理解するエッセイ集。
「小説を書き、翻訳をして、デモをする」人気作家チョン・ボラの初エッセイ。実際にさまざまなデモに参加しているチョン・ボラがデモの当事者たちに心を寄せて真摯に、そして明るく当然のようにデモに向き合う様子が描かれる。
本書に登場する韓国の社会問題のほとんどすべては、日本社会の課題とまったく共通しているところもポイントです。
梨泰院圧死事故/トランスジェンダー追悼の日/セウォル号沈没事故/ソウルメトロ非正規労働者死亡事故の追悼/香港の雨傘革命/マレーシア航空失踪事件/全国障害者差別撤廃連帯の闘争/ロウソク集会/雙龍自動車解雇問題/差別禁止法制定運動/性的マイノリティ・外国人労働者問題/貧困撤廃のための社会連帯/「堕胎罪を廃止せよ!」 「最低賃金を引き上げよ!」の交差/旭硝子(現AGC)非正規職員解雇問題/ウクライナ侵攻に関してロシア大使館前で戦争反対集会/フリーパレスチナ集会などなど!
著者プロフィール
チョン・ボラ (チョン ボラ) (著)
1976年生まれ。小説家、ロシアやポーランドなど東ヨーロッパの文学作品も翻訳多数、かつデモにも熱心に参加する。2024年8月には書店員が選ぶ今年の作家に選ばれている。SFファンタジー『呪いの兎』は英国ブッカー賞の候補、『あなたのユートピア』は2025年のフィリップ・K・ディック賞にノミネートされ、宣言通りレインボーのスカーフを巻いてノミネートのスピーチをしている。
吉良佳奈江 (キラカナエ) (訳)
翻訳家。これまでの仕事に、チャン・ガンミョン『韓国が嫌いで』(2020、ころから)、チャン・ガンミョン『鳥は飛ぶのが楽しいか』(2022、堀之内出版)、イ・ソヨン他『蒸気駆動の男―朝鮮王朝スチームパンク年代記』(2023、早川書房)などがある。
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