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世界が終わるわけではなく/ケイト・アトキンソン(著)青木 純子(訳) 発行:東京創元社

1,650円

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気がつくと 飼い猫が巨大化してソファーで脚を組み アイスクリームを容器から食べているではないか! コスタ賞3度受賞の作家による奇妙な短篇集 嵐の夜に出会った猫を連れ帰り、可愛がっていたら、知らぬ間に巨大化してソファに脚を組んで座り、テレビを観ている。そして……? 真面目な青年と悪さばかりする彼のドッペルゲンガーの物語、命を落とした女性が、死後もこの世にとどまり家族を見守り続ける話等々、時空の裂け目に引きずりこまれるような、魔術的な味わいの、ゆるやかに連関した12の短篇。訳者あとがき=青木純子/解説=佐久間文子 『世界が終わるわけではなく』は、 物語と物語る人との関係をめぐる小説でもある。 世界はひとつではなく、無数に分裂して広がり続ける。 たとえこの世界が終わっても、ここではないどこかに 日常はきっと続いていると言じる人のための小説である。 ――佐久間文子「解説」より ◆刊行時の書評から 近頃、これほど感嘆すべき短篇集に出会ったことがない。 ――オブザーヴァー アトキンソンは実力派の作家だ。 そして本書は感動に満ちた、しかも実に楽しい短篇集だ。 ――サンデータイムズ ■収録作品 「シャーリーンとトゥルーディのお買い物」 「魚のトンネル」 「テロメア」 「不協和音」 「大いなる無駄」 「予期せぬ旅」 「ドッペルゲンガー」 「猫の愛人」 「忘れ形見」 「時空の亀裂」 「結婚記念品」 「プレジャーランド」 著者プロフィール ケイト・アトキンソン (ケイトアトキンソン) (著) ケイト・アトキンソン 1951年、イギリス、ヨーク生まれ。ダンディー大学で英米文学を専攻。修士号取得後、いくつかの職業を経て、ダンディー大学の英語教師に。86年、雑誌『ウーマンズ・オウン』の短篇コンペで優勝。95年、初長篇『博物館の裏庭で』でサルマン・ラシュディらを抑えてウィットブレッド賞(現在のコスタ賞)を受賞。その後、『ライフ・アフター・ライフ』とA God in Ruinsのそれぞれがコスタ賞を受賞。他に探偵ジャクソン・ブロディのミステリ・シリーズなどがある。 青木 純子 (アオキジュンコ) (訳) 青木 純子 1954年、東京都生まれ。早稲田大学大学院博士課程満期退学。英米文学翻訳家。訳書にG・アデア『閉じた本』、F・アルファウ『ロコス亭 奇人たちの情景』、B・S・ジョンソン『老人ホーム 一夜の出来事』、L・ノーフォーク『ジョン・ランプリエールの辞書』、K・モートン『忘れられた花園』、J・バートン『ミニチュア作家』他多数。

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