《24/09/12会場参加申込用》差別と向き合う方法の功罪 南川文里 志田陽子
1,650円
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1960年代、公民権運動後のアメリカで構造的な人種差別を解消する取り組みとして導入されたアファーマティブ・アクション。しかし「逆差別」「優遇措置」との批判も高まり、2023年に連邦最高裁による違憲判決の例も発生した。平等をめざすアメリカの試行錯誤する施策について、歴史を丁寧にたどり、その意義を問う秀逸な著作『アファーマティブ・アクション』が刊行された。著者は、前著『未完の多文化主義: アメリカにおける人種,国家,多様性』でアメリカの多文化主義の内実を細やかに分析した南川文里さん。「多文化」はどのように支えることが可能なのか。今回のトークイベントでは憲法研究者の志田陽子さんをゲストに迎え、アファーマティブ・アクション、また本書の真価について、日本での受容の可能性など多角的に問う。
『アファーマティブ・アクション』刊行記念トークイベント「差別と向き合う方法の功罪 アメリカと日本、多文化主義と法」
2024年9月12日(木)19:00-20:30
会場参加 1650円(会場 マルジナリア書店)
オンライン参加 1100円
*こちらのイベントは、会場参加・オンライン参加どちらもイベント終了後、アーカイブ視聴が可能となります。
*視聴可能期間は1か月間です。
南川文里(みなみかわ・ふみのり)
1973年、愛知県生まれ。2001年、一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程単位取得退学。06年、博士(社会学)取得。現在、同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科教授。専門は、社会学、アメリカ研究(人種エスニシティ論、移民研究、多文化社会論)。著書に『「日系アメリカ人」の歴史社会学』(彩流社)、『未完の多文化主義』(東京大学出版会、第38回大平正芳記念賞、第3回アメリカ学会中原伸之賞受賞)、『アメリカ多文化社会論[新版]』(法律文化社)など。
志田陽子(しだ・ようこ)
武蔵野美術大学造形学部教授。憲法と芸術関連法を専門にしている。編著図書として、『映画で学ぶ憲法』(法律文化社、2014年)、『映画で学ぶ憲法 2』(法律文化社、2022年)、『「表現の自由」の明日へ』(大月書店、2018年)がある。