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ペリーヌ・ル・ケレック『真っ赤な口紅をぬって』相川千尋・訳、新泉社(じゅうに読む会第14回テーマ本)

¥1,980 税込

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◎大塚真祐子さん評(「毎日新聞」2022.4.27) 《率直で簡潔な言葉群は、映画監督による性暴力の告発がなされてから、相次いで性加害の撲滅を訴える声明が出されているこの国の現状と響き合う》 ◎「信濃毎日新聞」2022.4.25 《女性に対する暴力と支配…それに対する沈黙や無関心の壁を破るため、著者は彼女たちの声を聞くのが「一番大切」で、それが未来をひらく始まりと信じる》 ◎武田砂鉄さん評(TBSラジオ「アシタノカレッジ」2022.4.15) 《私たちが勝手にもみ消してきたかもしれない声がこの詩から聞こえてくる》《詩というかたちだからこそ伝わってくる痛切さというものがある》 ◎石原燃さん(劇作家・小説家)評(Facebook/Instagram 2022.3.12) 《差別を受けるというのは、言葉を奪われていくということなのだと思う。嫌だ、やめて、という言葉を奪われ、悲しみや怒りを表現する言葉を奪われ、助けを求めたり、告発したりする言葉を奪われる。沈黙を破るということは、その奪われた言葉を取り戻す作業なんだな、と思う》 悪いのは私 最初の男だった 悪いのは私 選択を間違えた 悪いのは私 18歳だった 悪いのは私 子供だった 悪いのは私 我慢した 悪いのは私 やらせておいた …… 悪いのは私 あとになってわかった 罪悪感 そのいくつもの顔 ぜんぶが 私のほうを向いていた ――「悪いのは私」より ひと言話すたびに、彼女たちは立ち直っていった。彼女たちの勇気、生きる喜び、力、それらに導かれて書いた。 ――「まえがき」より 「沈黙を破りたいという私たち共通の願い」。フランスの詩人・小説家である著者がDV(ドメスティック・バイオレンス)や性暴力の女性被害者たちに聞き取りをおこない、その経験をもとに執筆したフェミニズム詩集。 「息を潜める、小さな物音に怯えるように生きる女性たち。肩を強ばらせ、こんなはずじゃなかったと自分を責め、眠れない夜を過ごし、この生活から逃げられる瞬間を見極めようと神経を研ぎ澄ます女性たち。ページを一枚一枚めくりながら、今もその渦中を生きている女性たちの息づかいが聞こえてくるようだ。」(解説:北原みのり) 「詩という形式で表現されてはいるが、⽇常的な⾔葉による⼥性の語りを再現しているため、難解さはなく、むしろ感情に直接訴えかける、共感を呼びやすい作品になっている。被害者がおそらく何度も自問し、考えてきた⾔葉や思いが作家の⼿で表現されており、どの詩も⼒強く、説得⼒がある。」(訳者解説:相川千尋)

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