
《理系も文系も必読、歴史と人間を問い直す知的エンターテインメント》
99.9%の生物種が消える? この世は公平な場所ではない?
「絶滅」の視点から生命の歴史を眺めるとどうなるか。
進化論が私たちに呼び覚ます「魅惑と混乱」の源泉を、
科学と人文知の接点で掘り当てる、近代思想の冒険的考古学!
「生き残りをかけた生存競争」「ダメなものは淘汰される」―― でも、進化についての私たちの常識的なイメージが、生物進化の実相とかけ離れているとしたらどうでしょうか。 実は進化論という名のもとに、私たちがまったく別のものを信じ込んでいるのだとしたら? 書評子絶賛、科学の時代における哲学・思想のありかたに関心をもつすべての人、必読の書です!